タクシーの給料を考えるときに使われるのが「平均営業収入」です。
タクシーの給料は歩合制で、よく説明に使われるのが都内の「平均営業収入」(営収といいます)です。
これはあくまで平均ですが、東京特別区は47,000円、東京都の特別区外エリアで44,000円と統計が出ています。
具体的に試算してみると、
タクシーの一般的な勤務形態「隔日勤務」は、概ね18時間実働+3時間休憩で月間12乗務が基本です。
従って、東京特別区の平均営業収入47,000円を例にとると
47,000円 × 12乗務
= 564,000円
564,000円 × 0.62
= 349,680円
この47,000円はあくまで平均営業収入です。もちろんこの金額より多いドライバーもいれば、少ないドライバーもいるわけです。
そして、その多い少ないの差は経験や才能の差ではありません。より「努力したドライバー」「より頑張ったドライバー」が平均を上回る営業収入を上げているのです。
タクシーの乗務員は新人でもベテランでも分け隔てなく多くの収入を得られるチャンスがある職業といえるでしょう。