タクシー業界で一番スタンダードな勤務体系で「かっきん」と呼ばれています。
この隔日勤務は、タクシー乗務員の勤務体系で連続勤務時間としては最も長いものになり、拘束時間は20時間 となりますが、毎日20時間乗り続けるというわけではありません。3時間の休憩が義務付けられていますので、 一般的な会社員の月間勤務時間とほとんど同じになる計算です。
タクシーにおける隔日勤務は、勤務時が「出番」と呼ばれ、翌日は必ず休みの「明け番」になります。 つまり、2日を1勤務と考えるわけです。そして月間の法定最大乗務数は13乗務(11~12乗務+任意休日出勤1~2日)。 それ以外の純粋な休みは「公休」と呼ばれ、連休も取得ができます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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1 出勤 |
2 明け番 |
3 出勤 |
4 明け番 |
5 出勤 |
6 明け番 |
7 公休 |
8 公休 |
9 出勤 |
10 明け番 |
11 出勤 |
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13 出勤 |
14 明け番 |
15 公休 |
16 出勤 |
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18 出勤 |
19 明け番 |
20 出勤 |
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22 公休 |
23 公休 |
24 出勤 |
25 明け番 |
26 出勤 |
27 明け番 |
28 出勤 |
29 明け番 |
30 公休 |
昼のみの勤務体系で、月間乗務日数は22~24日。土曜日か日曜日が休みになるようなシフトが多くなります。
隔日勤務とは異なり、勤務時間は9時間。うち休憩時間は1.5時間となり、朝7:00頃から始まり、16:00に終わる勤務イメージとなります。
この昼日勤には、女性ドライバーや定年を迎えた方が無理なく働く事が多いようです。また、流し営業ができない、人口が少ない地方にもこの勤務形態が多くあります。 しかし、タクシードライバーにとっての稼ぎ時は夜間。料金割増も深夜からです。 そういった事情から、最も稼ぎづらい勤務体系と言えるでしょう。さらに、近年のタクシー求人情報には、昼日勤の募集が少なくなっています。
昼日勤を最重要希望条件として会社を探すと、他の条件が自分の希望と合わなくなる場合が多くなるでしょう。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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1 出勤 |
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13 出勤 |
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28 公休 |
29 出勤 |
30 出勤 |
昼日勤と逆にあたる勤務体系で、ナイトとも呼ばれます。
昼日勤と同じく月間乗務日数は22~24日。勤務時間も9時間で、うち1.5時間が休憩となります。
基本的に、昼日勤で走ってきた車が夜日勤に当てられますから、出庫時間も昼日勤の帰庫時間より後になりますので、 例えば17:00出庫であれば、2:00に帰庫します。 夕方から深夜にかけての、タクシードライバーにとっていわゆる”稼ぎ時” を網羅したこの勤務体系は、昼日勤に比べて多くの稼ぎを見込めます。
夜中心の勤務になるため、体調管理をしっかりできる方でないと厳しい側面もあります。 しかし効率的に稼げるのは事実ですので、バリバリ稼ぎたい若い方、独身の方などに最適な勤務形態になります。
20代でも年収500万円オーバーが現実的になります。
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